不法就労助長罪の現実・・・

さて、月曜の朝一の書き込みで下のスレッドがちょうど満タンになりましたので、新たにテーマを変えましてスレッドを立てさせていただきますm(__)m

毎月1回日テレで放送されている『報道特捜プロジェクト』で、前回の放送で“不法滞在問題”を取り扱いました。

岐阜県のPPに名古屋の入国管理局がまず内偵をし、その1週間後に強制捜査が行われまして、総勢12名のフィリピン人が検挙されました。

内訳は「不法入国(偽造パスポート）3名」「不法残留（在留期限切れ）7名」「資格外活動2名」ということで、資格外活動での検挙者がどのビザでの入国かという内訳はありませんでしたが、番組内では一人は「ツーリストです」って言ってたけど・・・

資格外活動とか、いろいろと説明も付いて、予備知識のない人が見ても大きな誤解は生まない構成になっていました。

で、この回で問題にしていたのはこの部分ではなく雇い主に対する『不法就労助長罪』の適用についてだったんですね。

このPPの経営者も最終的には起訴されずに、取調べの供述では「ホステスの在留資格のチェックはブローカーに任せていたので、彼女らが不法就労とは知らなかった」と言っていたようです・・・

その点を番組スタッフが入管の警備課補佐官に取材すると、非常に憤りを感じているような表情で「入管には雇用者を不法就労助長罪で検挙する司法警察件が無いので、入管では出来ないのです」と仰られていました。

その後も放送内で「昨年度の不法就労者は入管の発表では45，929名にも上っているけど、警察庁に雇用者側の検挙数を取材すると“442名”という数字で、なんでこんなに数字に差が出るのかと問いただすと『その数字は入管が言っているだけの数字ですので』ということでした」ということで、いかに警察庁が外国人の不法就労での雇用者側に対する検挙の本気度が低いかということを問うていました。

昨年12月に改正施行された“出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律”(http://www.moj.go.jp/PRESS/041126-2.pdf)ですが、実は先日わたしの地元でも入管による摘発である店で6名の不法就労者が捕まりましたが、どうも経営者は起訴を逃れたようでした。

昨年度の雇用者の検挙数の“442名”を「今までよりはこうやって出来ている場合もあるので良いのではないか」といった取り方も出来るとも思いますが、どうもやっぱり何とはなしに疑念は残りますね・・・・・・

スレッド満タンになったんですね！スレッドの内容とは関係ないですが、キリスト教の事に関して。。

聖書には、Ｇｏｄ　said（神は、仰られた）で全てがはじまります。そして、すべてが言葉での宣言です。

よって口での表現を大切にします。沈黙は金ではありませんし愛の表現、態度、夫婦間のコミュニケーションを言葉で表現する事は当然のことです。

また、基本的人権という考え方は、キリスト教徒のなかから生まれた概念なので欧米がこの件にかんしてうるさく言うのも理解できます。

その他にも、善行にたいしてお返しを求めないボランティアの考え方や、人間関係の基本的単位は、夫婦であるという考え方、人間一人一人のFREEWILL（自由意志）を尊重する｛個人主義の容認｝考え方は、福音書の一説で具体的に説明されています。

またフィリピンのキリスト文化は、フォークカトリシズムと言われていますね。自分もこの分野に関して知りたいと思っていますが日本在住なものでよくわかりません。

フィリピンの宗教といっても、カトリック、プロテスタント系、イスラム教、中華系の人々といろいろです。ですが、スペインの植民地支配が長期間に及んだ事や、現在の教育関連施設の基礎を築いたアメリカの影響もあってキリスト教的な価値観がすべてとはいいませんが、かなりの部分で浸透しているのは間違いありません。フィリピン人と結婚している方も今一度聖書を読み直して見ると新たな発見があるとおもいます。

えーと　すいません。スレッドの内容とあまりにも違う内容なので、管理人さんサイドの判断で削除してもかまいません。書き込みしたあとで違和感をかんじてしまったので。。。

ナチスを含む全ての時代のユダヤ人虐殺は聖書に遠因するのではないでしょうか。亦、バチカンの法王が止めろと言えば、ナチスもそれほどの強行処置はとらなかったと思うのに言わなかった。キリスト教に傾斜した考えは危険だなあ（苦笑）。

亦、フィリピンの幾つもの家庭を訪ねましたが、神学大全を見たことはありません。日本じゃ、異教徒の私たちの家庭にも、トマスの著作はそこそこに揃っています。

海軍戦闘機搭乗員だった叔父は、フィリピン群島で戦死したとばかり思っていたのでしたが、ニューギニア戦線だったことが、後で分かりました。

当時は、マッカーサーの蛙飛び作戦で、日本の航空隊は、週単位で転戦を余儀なくされていました。為に、飛行気乗りの場合、戦死情報も定かではなかったのです。戦没地をフィリピンと看做し、作業を進めていく中で分かったことでした。

やっぱり宗教の話はそんなに簡単ではありませんね・・・とてもわたしの仕切れる話ではありません。

でも、こうやって書いてもらってそれに目を通すだけでも意味があるように感じますね。

ひとりの聖人の言葉がその後いろいろな形で広まり、また分派していったりするわけで、解釈っていうのはなにが正しいっていうのは本当にわかりませんが、我々日本人だって、本人は無宗教な気であってもそこには風習や習慣などから知らず知らずのうちに身に付いている宗教的なものってありますね。

フィリピンから来た彼女達にも、その傾向の強弱はあると思うけれども、確実にそういった環境で養ったものがあるはずだから、そういった部分を気にしながら例えば女房の操縦とかに役立てられることだってありそうですね。

わたしはまだ結婚する前に今の女房に「わたしが行く教会はすごい小さい」って言われて「神様に小さいとか大きいっていうことの意味はあるの・・・」と答えて、その瞬間少し尊敬されました・・・

一概に「フィリピンはこうだ！」と断定してしまう事は、難しいということですね。日本でのPP勤務の方、日系人、研修生の方とお会いした事ありますがそれぞれに違いがあり自分のフィリピンイメージが

話は変わってスレッドの内容の件ですが、経営者の起訴はやはり難しいようですね。フィリピンパブ密集地帯である愛知、岐阜、静岡で思ったようになっていない所をみるとしぶといなーと感じます。

まだ氷山の一角でしかないとおもいます。以前愛知県に住んでいたのですが、OSが日本各地から集まってきますし、おかしいと思う事非常に多かったので。。。

機会を見まして、一度フィリピンのキリスト教についてのスレッドを立ててみようと思います。

>>ただ、一ついえることは、フィリピンといっても宗教、社会的階級、など一概に「フィリピンはこうだ！」と断定してしまう事は、難しいということですね。

ですので、ここで書いていることも「これがフィリピンのすべてである」なんてことではなく、ひとつの側面であるわけで、そこのところは誤解されやすいのですが、今まであまりこうやって集中して語られてこなかった部分ですので、あえてやってます・・・(^_-)

>>以前愛知県に住んでいたのですが、OSが日本各地から集まってきますし、おかしいと思う事非常に多かったので。。。

あの地域は本当にお店が多かったですからね・・・「魚心あれば水心」みたいな感覚なんでしょうね・・・一時よりはだいぶ減ってきている話も聞きますが・・・・・

アサワ・コはサントニーニョ崇拝だし、従妹夫婦はイグレシア教でキリストの父を神と崇め復活祭やクリスマスは関係なし、娘達は「現在」ローマカソリック。

クリスチャン(反ローマ系）とカトリック（ローマ聖教）は違うし、聖書も旧約聖書と新約聖書そのどちらを使ってるかでも宗派が違い、その翻訳者（原本はラテン語）によっての内容が違う。

フィリピンを起源とするイグレシア・ニ・クリストは、香港を始めＯＦＷｓが多数いるキリスト教国へ少しずつ布教してる。

起源とか歴史は知ってるけど、実生活におけるフィリピン人と宗教って正直いって私は訳解らんです(笑）

でも究極な部分でフィリピン人の精神的支えになったり、人生の岐路で決断材料になっている部分は有るんでしょうね。

少しでもその辺の宗教観とか心理が理解できれば、同じ価値観を共有するとか理解するとかそういったものにつながることもありますね。

公立学校で行われている神学の授業はローマ聖教ですから、他宗派の子は授業をボイコットするなんて話も聞いた事があります。

アサワ・コはローマカソリックとして洗礼を受けてますから、結婚式もマラテ教会で行えましたが洗礼を受けていない人や異宗派では改宗を行わないと出来ませんよね？

当時(16年前）でもローマカソリック教会で式を挙げるには手続きも面倒くさいし時間もかかりました。

シティーホールで済ませる婚姻も、それぞれの事情があるんで、なんら否定しないしまったく他意はないですよ。

宗教に関わらず、フィリピン、フィリピン人を少しでも理解できる材料を持っていると、少しは気も長くなりますよね(爆）

＞取調べの供述では「ホステスの在留資格のチェックはブローカーに任せていたので、彼女らが不法就労とは知らなかった」と言っていたようです・・・

今は法改正が行われたので、この手の言い訳も完全な逃げる為の材料にはなりませんけど、まだまだ罰則が甘いですね。

>>起源とか歴史は知ってるけど、実生活におけるフィリピン人と宗教って正直いって私は訳解らんです(笑）

>>でも究極な部分でフィリピン人の精神的支えになったり、人生の岐路で決断材料になっている部分は有るんでしょうね。

少しでもその辺の宗教観とか心理が理解できれば、同じ価値観を共有するとか理解するとかそういったものにつながることもありますね。

ないがしろにはしない方がいいでしょうね、日本人配偶者は・・・尊重って形かな・・・あまり一緒にのめりこむ必要もないような気はしますが・・・

>>公立学校で行われている神学の授業はローマ聖教ですから、他宗派の子は授業をボイコットするなんて話も聞いた事があります。

日本でも中高の修学旅行ってけっこう難しいですよね・・・ある信心のある方たちは、他の社寺へは足さえも踏み込んではいけないわけだし。

>>アサワ・コはローマカソリックとして洗礼を受けてますから、結婚式もマラテ教会で行えましたが洗礼を受けていない人や異宗派では改宗を行わないと出来ませんよね？

わたしはバツ一でそういったものをすべて拒否された人間ですので(ちょっとじたばたはしましたが）、わかりません～～～^^;

>>シティーホールで済ませる婚姻も、それぞれの事情があるんで、なんら否定しないしまったく他意はないですよ。

これ自体はなかなかよく出来た仕組みだと思いますけどね・・・日本でもあってもいいかも(^^)v

>>今は法改正が行われたので、この手の言い訳も完全な逃げる為の材料にはなりませんけど、まだまだ罰則が甘いですね。

今朝の東京新聞に、どこかの学者が「民主党が参議院の第一党になったのだから、外国人の参政権を認めるなど、自民党でないがしろにされていた外国人問題をもっと取り扱って欲しい」なんて寝言を言っているのを掲載していましたけどね・・・

ってなことで、あまりこの話題では盛り上がりませんので、次ぎ行ってみますか・・・・・m(__)m

というと・・、ＯＳの子達を集めて営業している確信犯店が、入管当局が踏み込んでも、知らぬ存ぜぬで通せば・・お店の経営者は軽傷程度で・・生き延びる事ができることになるんでしょうか。

よく考えると確かに、入管行政だから「入国手続きを欺き不法に就労したものを罰する」ことに専念するのは解りますネ。

しかし当方の遭遇体験は、不法就労者osを集め、合法就労者への給与より低い賃金、合理性の無い労働条件で働かせるものでした。

このヤクザ経営者が軽傷で済むというのは、当方の感覚として・・納得し難いデス。こういうppこそ無くなってしまって欲しい。

前に別の番組で坂中氏も「ブローカーのせいにされると、そこまでの捜査はなかなか難しいので、結果的に経営者側を起訴するまでには持っていけない」というようなことを言っていました。

>>よく考えると確かに、入管行政だから「入国手続きを欺き不法に就労したものを罰する」ことに専念するのは解りますネ。

しかし当方の遭遇体験は、不法就労者osを集め、合法就労者への給与より低い賃金、合理性の無い労働条件で働かせるものでした。

このヤクザ経営者が軽傷で済むというのは、当方の感覚として・・納得し難いデス。こういうppこそ無くなってしまって欲しい。

やはり現状ではどうしても縦割り行政の壁があるので、新たに外国人を管轄する省を作り、そこに入管行政から捜査逮捕権までをひっくるめた権限を与えるべきじゃないでしょうかね・・・