“エピソードZ”を語る・・・

“エピソードZ”を語る・・・ - 委員長 Home

2007/05/24(Thu) 13:39

さて、そういうことで、それではサイトのエピソードを順を追ってひとつずつ語るシリーズ第7弾をお送りします。

今回の“エピソードZ”は、安易なフィリピンへの移住・永住思考への警鐘です。


*********************************
エピソード Z


さて、今まで“エピソード Y”まで、ネガティブなお話を紹介してきましたが、中には「俺にはそんな話は関係ないもんね(^^♪」っていう方もきっといらっしゃるでしょうね。

で、その理由は「俺は結婚したらフィリピンに住むから」なんていう事だったりしちゃったりしませんか・・・


フィリピン人は日本へ来ていたタレント(エンターティナー・OPAS)も含めて総人口の1割程度の人が海外に出稼ぎ(OFW)に出ている現実をアナタはもちろんご存知ですよね。

“趣味”で海外に行ってまで働こうとする人は非常に少ないでしょうから、この人たちのほとんどは“お金”を目当てにフィリピンをあとにするわけですね。

そんな事ですから“フィリピンに住む”と決断されたということは、あちらでの仕事についてはしっかりプランも出来ているんでしょうね・・・

タガログ語も英語も喋れる“フィリピン人”でさえ、なかなか仕事にありつけないわけですから、アナタは、もちろんタガログ語か英語のどちらかは流暢に喋れるんでしょうね・・・

「いや、英語やタガログは喋れないから仕事は出来ないけど、向こうは物価も安いから、日本の不動産等を処分してそれなりのお金を持っていけば困らないで生活は出来るはず」

なんてことを考えてはいないですよね。


こんな記事が新聞に載ってましたよ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

売上盗んだパチンコ店員、マニラで金なくなり大使館に

 長野県警伊那署は14日、勤務先のパチンコ店から売上金約1500万円を盗んだとして、窃盗の疑いで住所不定、無職の男(34)を逮捕した。容疑を認めているという。

 男は犯行後、フィリピンに逃亡。マニラ市内に潜伏していたが、今月初めに「金を使い果たした」と現地の日本大使館に出頭した。

 調べでは、男は2005年5月16日、当時勤務していた、長野県伊那市のパチンコ店事務所の金庫から、売上金の現金1490万円を盗んだ疑い。

 同署は盗んだ金の詳しい使途などを調べている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


1500万円あっても、2年もたなかったみたいですね。

「これは犯罪者だから、見つからないようにするのにお金がかかったんだ」って言う人もいるでしょうね。

でも、こんな記事もあるんですよ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 【マニラ新聞】在フィリピン日本大使館はこのほど、2004年の邦人援護統計を取りまとめた。

全体の援護件数は前年比14・6%増の830件と過去10年間で最多となった。

中でも所持金を使い果たすなどして同大使館に助けを求めた「困窮」は前年比54・2%増の185件に急増し、平均して2日に1人の割合で困窮邦人が同大使館の世話になった計算だ。

また、夫や息子の所在確認を依頼する「行方不明」や、入国拒否に関連した邦人援護も急増傾向にある

2005年06月09日

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


だそうですよ。

だって、繰り返しになりますが、タレントさんのほとんどは、フィリピンではお金に困っていたので、わざわざ日本なんかにまで出稼ぎに来られていたわけですよ。

この前提が、日本人と結婚してもフィリピンに住んでしまったら何も変わらないのは、火を見るよりも明らかですよね。

アナタに現地のフィリピン人以上の稼ぎが向こうで確保されなければ・・・


アナタにはフィリピンでの“ビジネスプラン”が、しっかりとあるわけですよね・・・

*********************************


ということで、まさにここに書いてある通りなんですが、特別な資質をもたない日本人がフィリピンの地で家族を養っていくということは、これはもう少し考えただけでも答えは出そうなお話です。


で、このエピソードに関しましては、今までの物と圧倒的に違う事がありまして、それはなにかと言うと、奥さんが日本へ行く事をそれほど望んでいないということであります。

ですが、これを人質にとって“俺のパートナーは俺と一緒にいたいだけが望みなんだ”なんて思ってしまうのはまだまだ早いかもしれません。

もしかしたら、アナタが持ってくるお金のみが魅力なのかもしれません。

向こうに住んでお金を使い果たした時点で、それまでの扱いとはまったく違うものになってしまったというお話も良く耳にします。

それは、マニラ大使館へ駆け込む“困窮邦人”の数からも証明されていると言ったら言いすぎでしょうか・・・・・・

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - Gian

2007/05/24(Thu) 14:27

こんにちは。在住者として生の情報を一つ。

働かなければ暮らして行けない資金しか所持していない場合、当初、幾許かの金があっても、初めから仕事を見つけて渡比されることを強くお勧めします。

こちらにあるエージェントは、それで利益を上げているのである程度当然と言えば当然ですが、希望職種へのマッチング等ほとんど無視に近く、コミッション優先で紹介した上に、コミッションを取るだけで、就職先企業とモメても何のサポートも無いと考えた方が良いです。

又、WEBやメーリングリストで求人紹介などを行っている方々もおられますが、当然コミッション目的ですし組織としての運営では無い上に、利益に対する真っ当な税をこちらで払っているとも思えません。実際に現地在住者の紹介でこちらで就職したものの、不運にも職が無くなり、再度紹介者に斡旋を依頼したところ『上記のエージェントにでも登録されたらどうですか?』と言われたと私のところへ情報を求めに来られた方もおられます。当然、元の紹介者はコミッションを受理しています。

又、委員長の言通り英語もタガログ語もできない方はまず職に就くことが難しい上に就けても給与は期待できません。(特殊技術所有者除く)言語についてさらに言うと、英語が不自由なく話せることの方がタガログのそれよりも重要かつ有利であるのが実情です。

又、委員長の言に補足いたしますが、フィリピン人はタガログと英語を話せるというのは間違いではないですが、日常会話レベル(仕事において)不自由なく英語が話せるレベルのフィリピン人となると、大学卒にほぼ限られる(OFWで欧米に行ったことがある場合も達者なことが多い)というのが実情ですので、英語の客観的評価基準の高い方や実際に達者な方(自称は無理です)なら仕事は比較的簡単に見つかると思います。(収入は今までのスキルに依存しますし、入ってからの実績次第であることは日本と同様です。)

以上、フィリピン就職事情のさわりです。


※なんだか、たまに文字が化けますね?バグでしょうか?

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - ももんが

2007/05/24(Thu) 16:29

こんにちは.お久しぶりです.

>英語もタガログ語もできない方は
>まず職に就くことが難しい上に
>就けても給与は期待できません。(特殊技術所有者除く)

そうですよね、日常会話程度では仕事出来ませんものね.
書類や契約書となれば何から何まで英語.
奥さんにぶらさがって仕事する以外はかなり難しいでしょうね〜

私の知っている人は専門職なので、それなりに仕事が
あるみたいですが、やっぱり日本人相手や日系企業と
かだし.そうでなければ比に住んでいて中国に出稼ぎ
に行ってたりします.

それでも仕事をするなら英語は絶対的に必要なので
よっぽど財産がある人でないと今のライブレートなんか
を見てると比に住むのは現実的ではありませんね.

資産に余力があり、ビジネスセンスを持ち合わせ
なおかつ英語が出来なければ・・・

私の知り合いは委員長のたとえ通り、金の切れ目が
縁の切れ目で、日本に帰国したけど未だ失踪中です.

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - 委員長 Home

2007/05/25(Fri) 09:03

おはようございます。
久しぶりの雨で、店の前に植えてある薔薇も喜んでいます。



Gianさん、おはようございます。

>>※なんだか、たまに文字が化けますね?バグでしょうか?

う〜ん、ちょっとわかりません・・・

>>こちらにあるエージェントは・・・

そうか、向こうに住もうと考えている日本人に就職を斡旋するエージェントってあるんですね・・・そういったことを考えた事すらないから、知識もありませんでした。




ももんがさん、いらっしゃいませ(^^♪

>>そうでなければ比に住んでいて中国に出稼ぎ
に行ってたりします.

これもすごいですね・・・2重移住か・・・^^;

>>私の知り合いは委員長のたとえ通り、金の切れ目が縁の切れ目で、日本に帰国したけど未だ失踪中です.

まぁ、命があっただけ幸せなのかな・・・う〜ん、複雑ですね・・・・・・・・

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - コヤコヤ

2007/05/25(Fri) 09:46

みなさま おはようございます

このテーマ、私には難しいのですが、いろいろありますね。

@フィリピンの企業でも通用する知識やスキルを有し収入を得て生計を立ててる家族
A早期リタイヤ(預貯金)でフィリピンに暮らす家族
Bどちらかの出稼ぎによる仕送を頼ってのフィリピンで生活

客観的で考えると、私も、ももんがさんと同じで@以外では難しいです。


>あちらでの仕事についてはしっかりプランも出来ているんでしょうね・・・
>アナタは、もちろんタガログ語か英語のどちらかは流暢に喋れるんでしょうね・・・
>日本の不動産等を処分してそれなりのお金を持っていけば困らないで生活は出来るはず

もう全てに該当しない私なので、とてもフィリピンに住むなんてことは出来ません。
しかしフィリピンを視ずして結婚なんて・・・と思い一時期ですが、英語留学+嫁の実家住まいの検討もしました。
でも今の自分の仕事を捨てるのが怖くなり諦めてしまったアコなのです。(汗)


>タレントさんのほとんどは、フィリピンではお金に困っていたので、わざわざ日本なんかにまで出稼ぎに来られていたわけですよ。

うちの嫁の実家は、レストランみたな事をしてたり大人達も、安月給ですが仕事も持ってますから貧乏ですが、それなりに何とか生計が成り立ってます。
で嫁は、フィリピンの実家の建て替えを目標に日本へやってきたそうです。
なんせ実家・・・老朽化が進みヤバイです。一部、天井から星が見えたり床が弾みます。(汗)

一度、マニラで薬剤関係の仕事の面接に付き合った事があるのですが、1次から3次くらいまで面接があり凄い競争率でしたよ。
嫁・・・落選
大学中退の嫁がフィリピンである程度の専門知識を必要とする仕事を探すのは難しいんだと実感しました。

で何故、タレントを選んだのか・・・
「自分にとって、その時の状況で最も簡単にお金を稼げる仕事」と思ったからだそうです。(苦笑)

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - kitahori

2007/05/25(Fri) 10:22

彼の地は、日本との関係を絶って、職につき働く場所には思えませんね〜、私にとっては。

インターネットがもっときちんと整備されて、かつインターネットだけで日本での仕事が上手く行くなら、何ヶ月か単位でのロングステイ程度には良いのかも知れないとは思いますが、そんな未来が私の現役のウチに来るとはとても思えないし。

たまに、日本の日常から離れるのに行く場所のような気がしていますね。日本で出来ないことが彼の地で出来るとも思えないし・・・

まあ、現地に、生産子会社でも作るって言うなら良いのかも知れませんが、それはあくまで日本のビジネスの一部分を現地に持って行くという言うことでしょうね〜、そこで行ったり来たりして仕事をするのなら想像できます・・・

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - たぬ爺

2007/05/25(Fri) 11:03

委員長さん、皆さん、お早うございます。
朝のご挨拶を申し上げます。
私も、フィリピンに移住、定住など考えたことも無いです。治安が悪すぎます。一人で野山を彷徨出来ない国での生活は、私にとっては籠の中に閉じ込められているようなものですから。
合掌。

追記
絶望的な治安状況ですから、武道を嗜んでいるとか語学が出来るとかで対処出来るものではありません。

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - バータ

2007/05/25(Fri) 13:07

簡単にフィリピンで生活と言う人には、まず本当に愛のある夫婦関係が有るのか?って言いたいですね。

たとえば旦那が病気になって稼ぎが無くなった。
そこで女房がメイドで香港に行くぐらいの本当の愛情のある関係が出来ているのかどうかが大前提。

それがあるとして、夫婦で額を行き合わせて将来を話しあった。
その結果フィリピンに生活拠点を置こうと決めた。

最初に考える事は、フィリピンで求める環境を具体的に、現実に照らし合わせてイメージする事。

持ち家なのか、借家なのか、子供がまだならばどの様な環境を与えて育てたいのか・・・
夢や希望で何とかなると思ってスタートするのは愚の骨頂。

ガス、電気、水、食費、公共交通機関の料金、将来かかるであろう学費、医療費、少々でも積み立てて蓄えも欲しい・・・・

地域によって違いますけど、そこから余裕を見て生活費を算出。

そこから逆算して行けば、チッチャなビジネスをするにしてもなんにしても具体的にイメージできる。

いざと言うときの蓄えを持っているのは当然として、安定した生活費を生み出す確実な段取りをしてからがスタートでしょう。

もしもチッチャくてもビジネスを考えているなら、身内でも他人でも良いけど本当に信頼できてスキル(教養も含む)を持ったブレインがいる事。
商売を始めるなら様々な申請手続きが必要。
取引先、仕入先との付き合いもあるし、全ての名義は自分じゃないけど、ここでも代理業者をなんて言ってるようじゃ自殺行為ですよ。

とにかくそこは異国・・・

何かあれば助けてくれるのは妻を含めた家族だけ。
当たり前だけど、その家族が100%信頼出来るなら小難しく考えなくてどうぞビバ・フィリピン(爆)

でも全ては子供がキーワードかな?
いるのかいないのか?
いるならせめて幼稚園の就学前に決断したいですね。

日本に嫁を呼ぶ逆パターンの事が色々起きるでしょうね。

籠の中の鳥に成らないですむように、せめて一人で自由に出歩ける位の語学カは欲しいですね(笑)

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - コヤコヤ

2007/05/25(Fri) 15:07

アコの具体的なイメージは、こんなことです。

やはり治安面でも問題ありますね。
日本人となれば、尚更、危険度もUPしますもんね。
定住してる日本人ともなれば、最低所持してる金も想像出来ますから、金を狙った良からぬ人々が寄って来そうですし、また現地の怪しい日本人の存在も本などにも書かれてますもんね。
車に乗っても、あのマナーの悪さじゃ事故も多そうですし、事故しても相手に責任能力も無さそうですし、だからって田舎に行けば、ジャングルから何か飛び出して来て拉致されちゃうかもしれませんもんね。
健康面にしたってデンゲとか狂犬病とか、日本ではあまり馴染みの無い病気の心配もありますし、病気になった時も、都会では高度な医療設備も整ってそうですが、これ田舎住まいだと、どうなっちゃうのって不安もありますし・・・

ビジネスにしたって、何やれば良いのか、さっぱり解りません。
まあ手っ取り早く何かの商売でもはじめますかね・・・年金は?健康保険は?
失敗したり失業したら・・・失業保険は?
日本じゃ最悪、生活保護もありますが、フィリピンだと、どうなってしまうのだろう?

役所に相談しようと思っても、遅いし/いい加減/アットホームだし・・・(笑)

それと物価が安いといっても、日本と同じ水準まで持っていくと対して変わらないように思うのは、私だけでしょうかね?

まあ、とてもじゃないですが、私には、定住の決意は出来ませんね。
でも嫁にとっては、慣れ親しんだ母国なんですもんね。(笑)
日本での生活を決意してくれた嫁に、感謝です。

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - 委員長 Home

2007/05/26(Sat) 09:13

おはようございます。
たった1日の雨でしたが、少しは水瓶も潤ったんですかね・・・
中国のサファリパークの映像(テレ朝のニュースで見た奴)をブログにUPしておきましたが、やっぱりどうも我々とは違う感性を持っているようで・・・付き合ってもいいけど友達にはなれそうにありません。



コヤコヤさん、おはようございます。

コヤコヤさんところとうちが似ているとわたしが思うのは、けっこうとことん夫婦で討論してしまうところです。

ですので、揉め事も絶えないのですが、その代わりに理解も深まりますね。



kitahoriさん、おはようございます。

>>たまに、日本の日常から離れるのに行く場所のような気がしていますね。

これがいいですね・・・しかも女房の家ではなくどこかそれなりにやすらげる場所に・・・せっかく日本から脱出するんですからね・・・(^^ゞ



たぬ爺さん、おはようございます。

治安・防犯の面でもリスクは高いですからね。
わたしなんて、向こうの兄弟に非常に厳しいので、家の中だって安心ではないですから・・・だから近づきません・・・・・・・



バータさん、おはようございます。

>>たとえば旦那が病気になって稼ぎが無くなった。
そこで女房がメイドで香港に行くぐらいの本当の愛情のある関係が出来ているのかどうかが大前提。

この例えは秀逸です。
こういう関係ができた上での移住ならありえますね。

しかし、けっこう安易に行っちゃう人っているんでしょうね・・・それだけ信じられるっていうのはある意味うらやましいけど、それが壊れたときのショックもでかいだろうな・・・

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - 委員長 Home

2007/05/26(Sat) 09:30

 そうそう、昨夜女房のアテから電話がかかってきまして、あとで女房に聞くと・・・

「水が汚れているみたいで、近所で病気が流行ってしまって、お姉さんの子供も具合が悪いみたい」

「近所に住んでいるすぐに人に文句をつける人が、この前その文句をつけた相手に豚肉を切るでかい包丁で切りつけられて、大変な事になったらしい」

というお話だったようで、そのあとに

「わたしは日本に住んでいてよかった・・・なんかもうフィリピンって行きたくもない」ってしみじみ言ってました。


まぁ、うちの辺りは、民度がかなりローレベルの地区なんですけどね・・・・・・・


という、非常にタイムリーなお話でした。


(写真は、うちの隣に立つ水のタンクです)

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - たぬ爺

2007/05/26(Sat) 14:20

委員長さん、皆さん、こんにちは。
興味深いお話です。
今年に入って水道水が悪くなったという話は、実は私も聴きました。一頃は、水道水が黄ばんで匂いもあり、ウオータークリーナーを通しても使い物にならなかったそうです。仕方なく、ミネラルウオーターを買っていたとか・・・。先日の私の滞在時には、通常に戻ってはいましたが。
私どもでは、日本から持参した浄水器を通した水を十五分間煮沸、これを飲料に使っています。勿論、調理に使う水も、浄水器を通したものです。
水も大きな問題なのでした。
それから、そうそう、停電もございます。電気も問題です。
私は、台風の後、二週間の停電と数日間の断水を一度に経験したことがございますが、永住希望者、これに耐えられるかしら。発電機の準備もしてはいますが、周りが使っていないのに、あの大きな音を立てて、自分だけ使うというのも、実は難しいのです。
仕事も駄目、治安も駄目、水も駄目、電気も駄目、これは難しいですよ。
合掌。

追記
PPはフィリピンじゃないし、フィリピンはPPじゃない。
pp越しに見た、或いは得た知識だけでの移住は、やはり無謀ですね。

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - Gian

2007/05/26(Sat) 18:34

委員長

何だかご迷惑をおかけしているみたいですね。

基地外的な粘着爺のようですので、こちらに不都合であれば私のコメントはいつでも削除してください。

さて、移住の件ですがたぬ爺さんの

>PPはフィリピンじゃないし、フィリピンはPPじゃない。
>pp越しに見た、或いは得た知識だけでの移住は、やはり無謀ですね。

これが全てではないでしょうか?全くそのとおりだと思います。

ただし、在住者として明確にしておきたいポイントが数点あります。

<治安について>

日本人であることがマイナス要素になる。現地日本人が日本人を騙す。

残念ながら事実です。しかし、アメリカの都市部よりは遥かに安全とは言えるでしょう。私の比国での滞在期間は合計で2年半くらいになりますが、犯罪や事故に会ったことは一度もありません。この部分でも、『国際的感覚』が身についているかどうかが重要な要素になると思います。

<就職について>

就職という意味では、こちらで月々8万ペソの収入が確保できれば(詳細は割愛いたします。)月々5万円程度の預金は十分に可能かと思われます。(3人家族として)ただし、前述のように特殊な能力とそれを求める企業があることや、それが無ければ、英語は難なく話せるくらいのスキルは当然必要です。(英語学校に通って覚えるということも可能です。んが、フィリピンでしか通用しない英語になる可能性が高いですが。。。)

※実際に、こちらの方が貯蓄が多くできると考えて現地採用で働いている方々もおられます。

<ビジネスについて>

ビジネスですので、どれだけ儲ければとかどれだけ社会に貢献すればという基準の設定は困難ですが、比国にビジネスチャンス有りと考えて起業されている方は知っているだけで、10人は下りませんし、現在はそれなりの実績を上げておられます。(当然、事業登録済みのまっとうな企業です。)私自身も、ビジネスチャンスは多々あると感じます。

なぜこのようなことを書くかといいますと、

碌な知識も準備も無く安易に移住される方に対する警告とは言えども、”裏づけの無い”主張や特定の事象だけを捉えての警告は、実際に目的を持って在住している人間には、その部分に関しては確実に失礼に当たるかと考える故です。ただし、好き嫌いはいくらでも言って構わないとは思います。(所詮、好き嫌いレベルの論だとも言えます。)


特に生活費のくだりや年金のくだり、何をどれだけ知っていての論ですかね?








 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - たぬ爺

2007/05/26(Sat) 22:45

 Gianさん、今晩は。
こう記すと、不思議な気分なのです。何故なら、フィリピンの友人がGianという名だからです(笑)。そうしたこともあり、直接、ご挨拶を申し上げませんでした。非礼をお許しくださいませ。
私は気分転換(日本語・日本文化環境の無い場所で日本を考える)為、海外には、良く滞在いたします。そうしたこともあり、フィリピンにも大兄と同じくらいかしら(と申しても、私の場合は継ぎ接ぎでの日数ですが)滞在いたしました。
私自身は、これまで、無事恙無く過ごせて参りました。神仏、並びに、知友のおかげと思っています。
私の友人、知人が、企業や国際機関から、貴地へ出向しています。その関係で、彼らの家に下宿させて貰ったこともございます。彼らは、自らの車で、郊外のゴルフ場あたりまでは参りますが、奥方たちは、まあ、ヴィレッジから出るのも、戦々恐々としていました(笑)。
私は山歩きを趣味としている関係(普段でも近郊を十数キロ歩きます)で、フィリピン滞在時は、どうしてもそれが適わず、太ってしまうのです。そうした辺りでの治安の話です。ご理解くださいませ。
大兄、素敵な夜を。
合掌。

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - 委員長 Home

2007/05/27(Sun) 09:06

おはようございます。
プールが営業していたら、行きたいぐらいの陽気ですね。
まぁ、わたしは今日も仕事ですが・・・・・



たぬ爺さん、おはようございます。

>>PPはフィリピンじゃないし、フィリピンはPPじゃない。

これは金言ですね。
サイトのトップに貼っていいですか・・・(^^♪

>>今年に入って水道水が悪くなったという話は、実は私も聴きました。一頃は、水道水が黄ばんで匂いもあり、ウオータークリーナーを通しても使い物にならなかったそうです。仕方なく、ミネラルウオーターを買っていたとか・・・。先日の私の滞在時には、通常に戻ってはいましたが。

そうですか、どういったことだったんでしょうね・・・
選挙で使うお金(不正な物も全部混みで)を、そういった公共財に投資すれば、ずいぶん住みよくなりそうなんですけどね。



Gianさん、おはようございます。

>>何だかご迷惑をおかけしているみたいですね。

わたしも他のサイトやブログから引用する事はよくありますので、そういった部分では別に何でもありません。

>>日本人であることがマイナス要素になる。現地日本人が日本人を騙す。

これは今朝のわたしのブログにもこういった記事を載せています。http://fillipinnews24.blog81.fc2.com/

>>碌な知識も準備も無く安易に移住される方に対する警告とは言えども、”裏づけの無い”主張や特定の事象だけを捉えての警告は、実際に目的を持って在住している人間には、その部分に関しては確実に失礼に当たるかと考える故です。

これは逆説的に書かせてもらうと、そういったちゃんとした方は、これを見ても変に怒ったりはしないんじゃないですかね。

こういった物の意図を汲み取れる人だからこそ、あちらで安定した生活が築けるのだと思います。

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - ふん

2007/05/27(Sun) 13:05

奥さんと何回か渡比をしてあちらの兄弟と親しくなりやら近所の男友達などにも紹介されたりして彼等を友達と位置づけ妙にフィリピン地域社会に溶け込んだような気になる。

それはそれでよいのだけど、実際住んでみると
それほど自分は好かれていなくて、ただ一時的な
物珍しさから世話を焼いてくれたりしただけど
まさに『トモダチ!トモダチ!』ってレベルだったりする。ましては以前はいっしょに遊びに行って奢ってあげる生活であったが、住んだとなると奢ることなどできない・・・となると以前は近寄ってきたフィリピン人の態度も変わってきたりする。。。自分の悪口さえ言うようになったりして・・
でなんとなくキライな従兄弟や兄弟が増えてきたりして・・・
ケンカも多くなり・・・以前想像していたような
暖かい家庭の生活・・・なんてものはどこに行ったものやら・・・・

あちらで係わり合いを持つ人達の本当の姿というのも
知っておかないとあとで『こんなはずじゃなかった』ということに・・・

別に係わり持つ人だけじゃなく、自分からみたフィリピン人の嫌なとこ みたいなとこを理解しておいたほうがよい

二人はどんなに幸せに暮らしていようとも
最後は『親兄弟を取る』フィリピーナはたくさんいると思う・・・
無一文になって家追い出され日本にも帰れず日本人だましてフィリピンで暮らすことがないようによく考えて決めましょう・・・

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - @港区青山

2007/05/27(Sun) 14:47

はじめまして。此方には初めてお邪魔させていただきます。

あちらに住むことの大変さについて、多くのレスを拝読し、その通りだと頷いて
おります。
情熱、好きだから、日本からの逃避願望・・・ それだけでは決して住めないところ・・・

生活拠点を既にあちらに移され、しっかりと生活をなさっている御方、そして、
定住に向けて綿密に準備をなさっている御方については、このスレッドに書かれている
ようなことは、当て嵌まらないと解釈しております。
それを前提として、意見を述べさせて頂きますと・・・

人間関係の構築や治安に対する不安・・・ 挙げるとキリがない(笑)
私には無理です。順応できる能力やその自信がありませんから、定住は考えせん。

体と頭が達者なうちはいいですけど、ヨボヨボになるにつれ、ナメられる度数も
正比例して増す気が。(^^;
仕事ができなくなった年齢になったとき、周囲の態度は変貌しないだろうか・・・
などなど。

自分のことを守ってくれる防御壁となる人がいる場合と、そうでない場合の違いも
大きいでしょうね。

防御壁になってくれている人のお陰で、さまざまな雑音や面倒事から回避できている、
或いは、そのようなことが起こっていることに気付かずに済んでいる。
そこのところを考慮せずに、フィリピンは良い所と容易に考えてしまうのは・・・
勿論、いい人も大勢いるという前提の話ですけどね。

防御・・・ その対象は、顔を知る程度の赤の他人だったり、近所の住民だったり、
ろくに顔も知らないような親戚だったり、兄弟だったり・・・
あってはいけないことですが、生命線であるはずの嫁さんが防御壁でなくなる・・・
考えただけで悪寒が走ります。(苦笑)

私の場合、ゴキブリが大の苦手ですので、難しいことをアレコレ考える以前に、
定住は絶対に無理ですね。(;^_^A 笑

 
Re: “エピソードZ”を語る・・・ - 委員長 Home

2007/05/27(Sun) 15:58

ふんさん、こんにちわ。

>>ケンカも多くなり・・・以前想像していたような
暖かい家庭の生活・・・なんてものはどこに行ったものやら・・・・

わたしは自分自身がフレンドリーではないもので、なかなかこういう前提になった事が無く、ですので“裏切られた”みたいに思ったことはなく“まぁ当然だろうな”ってぐらいな感じでいます。

これはこれで問題でしょうが・・・(^_^.)

>>二人はどんなに幸せに暮らしていようとも
最後は『親兄弟を取る』フィリピーナはたくさんいると思う・・・

兄弟にうまくやられて旦那を結果的に裏切る事になるパターンもけっこうありますね。

>>無一文になって家追い出され日本にも帰れず日本人だましてフィリピンで暮らすことがないようによく考えて決めましょう・・・

定番みたいですからね・・・・・・・




港区青山さん、いらっしゃいませ。

本当に難しいと思いますね。
自分たちの子供が身内の奴らの人質になる場合だって十分に考えられる現実もありますから。

女房の父親はフィリピン生まれフィリピン育ちの中国人だったんですが、結婚後奥さん(女房の母親)サイドからそっちの身内が大量にその近所になだれ込んできて、非常につらい時期をその後送ったようです。

まさに金だけが目当てだったようで、わたし自身もそこにいるときには親父さん(もう亡くなっていますが)のつらかった気持ちをかなり理解できました。



トップへ
トップへ
戻る
戻る



inserted by FC2 system