箱の中での“嗚呼勘違い”・・・



箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - 委員長 Home

2007/05/23(Wed) 08:43


さて、前にこの掲示板で“何故、飲みに行った店の女に恋愛感情を持つのか ”といった提言がありました。

そのときにもたくさんのお話を伺えたのですが、先日ある本を読んでいましたら、ちょっと目からうろこが落ちました。

その本は『フィリピン-日本国際結婚─移住と多文化共生』http://www.mekong-publishing.com/books/ISBN4-8396-0196-8.htmという本で、昨年購入してあったのですが、なかなか読む機会に恵まれず、ようやく先日読み始めまして(実はまだ途中なんですが)、これがなかなか丁寧その歴史から綴ってくれていまして、日比国際結婚者にはぜひ購読してもらいたい一冊です。


で、その中にこのような記述がありました・・・

*********************************

 なぜ、こんなに人気があったのか。高い金をはたいて店に通えば、エキゾチックな「異国」の女の子がビールを注ぎ、タバコに火をつけてくれる。カラオケが下手でも、拍手してくれる。そうしないと女の子はお店に罰金を払わねばならないと客は知る由も無い。クラブでは客は男性をしての威信が回復される。「強くなった」日本女性とは異なり、フィリピン女性には異性に尽くす従順さがあると思い込む。パブで知り合ったフィリピン女性と結婚した塾経営者は筆者に言ったことがある。「フィリピン女性には日本女性が失った美徳がある。まるで、大和撫子みたいだ」

 辞書によれば、大和撫子とは「日本女性の清楚な美しさをたたえていう語」であるが、彼に確認すると、フィリピン女性が質素な生活に耐え、控えめだという意味だという。

*********************************


なるほどです。

現代では、家ではもちろんの事、気晴らしに飲みに行った先でさえ、その店の女性従業員にこちらが気を使うことの方が普通となっています。(もちろん高級クラブ等はこれには含まれませんよ)

そういった中で、あの箱の中の彼女たちは、非常に献身的です。

「ツカレテルデショ」と言われて、しっかりと肩を揉んでもらったりすると、これはもう相手の容姿など関係なく、肩だけではなく心までほぐれてくるようです。



ですが、実際に彼女たちは何故に客の肩を揉むかと考えると、これはある意味一番楽な接客だからでもあるわけです。

あの箱の中でカラオケが常に歌い続けられているのも、彼女たちが歌うのが好きという事もありますが、やはりこれも楽な部類の接客なるからです。

業界関係者の方・・・そうでしょ・・・・・(^_-)


ということで、あの箱の中での思い出をあまりにも追いかけてしまった結婚は、そのあとのギャップも非常に大きいものとなって襲い掛かってくる事が十分予想できるわけです。



このスレッドはあとでエピソードに加えようかなと思っています。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - ふん

2007/05/23(Wed) 11:19

>そういった中で、あの箱の中の彼女たちは、非常に献身的です。
>「フィリピン女性には日本女性が失った美徳がある。まるで、大和撫子みたいだ」

一例ですが・・・

妻帯者がお店でそういうことを考えはじめると
自分奥さん(日本人)と比較してしまいます。
というか自分の奥さんが色あせるどころか、
嫌な女に見えてきます。たしかに年齢的、ましては母にもなっちゃってる、ようは女という部分がすでになくなっている中で、あまりに輝いてるお店の子。こんなかわいい子が真面目に結婚考えてくれてる・・・金をつぎ込んでいる間に夫婦仲もひび割れなんて挙句の果てに離婚・・・

旦那がフィリピンパブにさえ行かなかったら、別れなかった夫婦も多いでしょうね・・・

夢と現実を比較して 甘い夢に飛び込み 飛び込んだら 底なしの沼だったみたいな・・・(笑)
(なんだか ほんとに悪魔のお話みたいだな)

まあ夫婦間のことは他人がとやかくいうことではないですが・・・・

ビサとりたい程度の相手と長年の家族を天秤にかけるのはどうかと思いますね・・・

【先日初対面で会ったフィリピーナが
「アタシの子供・・・可愛いでしょ?」
って写真見せたので
『この子のお父さんは日本人?』ってきいたら、「そうでももう別れた・・・あたし子供ほしかっただけだから男はいらない」だそうで・・・
それ以上は突っ込まなかったけど
あきらかに子供作って自分のビサとって・・・てわけで・・・】

こんな女のために壊れる家庭っていうのは見るに忍びない・・・

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - 委員長 Home

2007/05/23(Wed) 14:22

>>(なんだか ほんとに悪魔のお話みたいだな)

この方程式って、今はタレントではなくほとんどがアルPなわけですから、既婚のアルPが相手の場合にはどんな修羅場がまっているんでしょうね。

そうか、アルPってわかっている場合とそうでない場合もあるな・・・

怖い怖い・・・・・・・"^_^"



まぁ、PPという名の箱は“魑魅魍魎”が跋扈する場所ですからね・・・こっちが向こうを嵌めてやるぐらいの気構えで近づかないと、えらい目にあうこと請け合いでしょうか。



と、少し話を戻して・・・

わたしも接客業ですので、彼女らの気持ちはかなりの部分で理解できます。

まず、第一として初めてのお客さんには「嫌われない」っていうことには細心の注意を払いますね。

で、寂しい人はこれで騙されます。

ですが、こっちは騙しているつもりはほとんど無いんですよ。

ただ「優しく」しているだけです。

それも、ただお客さんに嫌われないという理由だけの為に・・・


こんな事を繰り返していると、そのうち嫌でもテクニックが付いて来ちゃうんですね。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - ビアンキ

2007/05/23(Wed) 15:15

>ですが、実際に彼女たちは何故に客の肩を揉むかと考えると、これはある意味一番楽な接客だからでもあるわけです。

>あの箱の中でカラオケが常に歌い続けられているのも、彼女たちが歌うのが好きという事もありますが、やはりこれも楽な部類の接客なるからです。

そうですね。日本人キャストと違って客の話を聞いてあげられる
ほど言語能力や知識や教養(具体的には日本人の高いレベルでの日常会話、日本の文化や慣習)などの引き出しがありませんからね・・他にスケベ客への対策にもなるんですけどね。。

心理的な面で言うと
人間関係を円滑に行う上で我々日本人は
パーソナルスペースやその対人距離感について慎重になりがちですが
彼女達はフィリピン人特有の人懐っこさなのか「対人距離」という概念があまりないのか
パーソナルスペースにも平気で侵入してきます。(これは客に対してだけではなく我々に対してもです)

そして手を握られる、抱きつかれる。肩を揉む。
そんなスキンシップも我々は彼女達と違って慣れてないですし
おまけに酒も入っているとその相乗効果は凄まじいものでコロっとやられちゃうんでしょうね。

カラオケでデュエットをする・・

という行為を一つとってみても
楽しみを共有し分かちあう事で相互理解を促進する。
2人が互いに助け合うように役割に沿った行動(一つの歌を一緒に歌う)をとる事で
相補性の形成され、そしてそれが相互依存の形成になるわけです。
つまり、カップルが出来上がるまでの要素が、あの狭いに箱内に全てあるんですよね。

こう考えると「接客のある飲み屋」というものは、
いかに中毒性が高いのかが良くわかりますね。
特にフィリピンパブは上記のような補正がかかってますし・・

まぁそういう「竜宮城のような特殊な場所」・・・
と例えようかと思いましたが
リロードしたら委員長が「魑魅魍魎が跋扈する場所」と言われているので
伏魔殿にしましょうか・・ 苦笑

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - Gian

2007/05/23(Wed) 17:36

私も日本に住んでる時は、何人かのタレントさんとお付き合いさせて頂きましたが、彼女として付き合うとそんなにお金のかかる遊びでもないような気がしております。

フィリピン関連用語で下世話に言いますと、『ヤラレ』や『痛いオヤヂ』になるのでは無く、『鬼畜』になれば良いだけのこと。もっと言うと、PPに関しては他の盛り場とは異なり、『純愛』などと言う単語を耳にするのですが、よくよく考えてみると、客は女と遊ぶ為に金を払っているわけで、そこで客がどんなオイシイ台詞で女を口説どこうが、接客する側はそれで金儲けをしている=プロフェッショナルであり、プロが『騙された』などと言う台詞を履くこと自体がナンセンスなのジャマイカ?と思うわけで蟻ます。ただ、もちろんその遊び方(騙し方?)にも『粋』・『無粋』はあるわけでして、本当の意味での鬼畜を推奨しているわけでは蟻ません。

『鬼畜Gian』としての基本的な考え方を、以前BlogにUPしていることを思い出しました。ブログにトラバしよーかと思いましたが、流れが合わないのでこちらにURLを貼らせて頂きます。

http://gmajor7.blog55.fc2.com/blog-entry-21.html

又、皆様が提唱される通りの事が、箱の中では起こっていると傍目から見ていて思いますが、冷静に考える。また、委員長の言を借りれば、『だますつもりで』接していると(っ中華、女のいる酒場で遊ぶってこういう事だと思っているのですが)彼女達のアプローチのパターンは同じで至極シンプルなモノであることに気づく(冷静な目で見れば誰でも)ハズだと思うのですが。そのあたりの事を元タレントさんから本音を聞ける立場におられる方が、暴露されるのも有効な手段かと提案させて板抱きます。

例えば、

○『カワワ』には決して反応しない。(フィリピン人は、決してそのような恥知らずではありません。というより、金の無いことを隠そうとするのが普通です。)
○貢が無い(不毛な行為なので:蜜が無いとも書く)。因みに、彼女達は貢ぐ日本人を指して『にぽんじん やさしだからぁ〜』とのたマイケル。
○嫉妬しない。(夜の世界ではご法度。彼女らはこれをコンとロールしているに過ぎない)

などなど、知ったよーな事を書きましたが、どうでしょうか?

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - たぬ爺

2007/05/23(Wed) 20:14

 委員長、皆さん、今晩は。
良い板前のいる料理屋よりも、氏素性も分からない女がいるパブの方が料金体系が高いというのが、異常だと思います。
これは、いつの頃からの風潮なのでしょう。
二次会、三次会と、会を重ねるほど、店の格は落ちていくのですから、料金は安くなるのが当然です。
何か、読ませていただいていて、情け無く思いました。
パブにはギネスも無いのでしょう。キリンのチルドも無い。ばぶ酒も無い。そんな場所に行って、幼稚園の会話をしたって、面白い分けが無い。
合掌。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - バータ

2007/05/23(Wed) 22:23

エピソードによって参加できいないものも有るんですが、今回もその1つなんですが、少しだけ(^^;

自分のプロフィールを簡単に・・
19歳の82年に仕事絡みで初渡比、91年に結婚、現在16年目幸せ・・・・

何が言いたいかというと、お店に行くようになったのは女とか酒じゃなくて、フィリピンという国に興味を持った私が、日本でフィリピンに触れるにはそこしかなかったから。
でも私も男・・嵌りました(^^;

で、当時は当然ネットなんか無いし、関連書物も読んだことも無い。
でもテレビなんかじゃドキュメントを放送してる。
ヤクザ、売春なんて言葉が踊ってる。
パブに関してはその程度の知識です。

当時の私の年齢的なことも有るかもしれないけど、騙されるとか何とかよりも、愛した女に駆け引きなんか無かった。
思いが通じるか通じないかだけ。

情報(雑音)が無かった分自分の気持ちのみで行動できた。

年齢的にもっと社会を経験してて、今の情報社会の中にいたらどうなっていたかは分かりませ。

結婚後の経験は語れるんだけど、お店での恋愛関係については現在とは取り巻く環境があまりに違いすぎる。
だから参加できないエピソードなんです(笑)

まあ〜突っ走れたのも、アサワ・コの態度による所も大きいんです。

ホステスと客の関係以上の思わせぶりな言葉、態度は絶対にしなかった。
もちろんお金の要求も。
まだ自分は若いから(出会当時19歳)結婚は早いって言ってた(笑)

もともと外で飲むのが好きじゃないんで、結婚後はフィリピンパブはおろか、今でも付き合いで居酒屋ぐらいしか行った事がない。

故に何故店の女に恋愛感情を・・・と言われても、愛しちゃったから愛しちゃったとしか言い様が・・(^^ゞ

そんな自分には、騙されてるんじゃないかと悩んでるなら、それは愛してない証拠じゃね〜か?
だったら止めとけ止めとけと思うわけです(笑)

皆さんのお話を拝読していると、つくづく今の時代じゃなくて良かったと思います(笑)

昔もあっちこっちに地雷はあったけど、よく見れば見えましたモン。
今みたいに精巧で、尚且つ走りぬける危険を冒す必要も無かった(爆)

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - チュレウェット

2007/05/24(Thu) 00:18

こんばんは。

このスレッドは一番喰い付きたかった内容です。
が、言いたい事はほとんど言われてしまったので残念。

私としては単純にフィリピン人ってやさしいと思いますけど、どうなんでしょう?教会で知り合ったタレントさん達は皆しっかりしていましたけどねぇ。
やはり個人差あるのでしょうか。

ま、どんな女と一緒になっても人間100年はなかなか生きられないですから、楽しく生きたいですね。
私の場合はどんなにハイレベルな女と一緒になるかっていう自己満足より、自分にとって従順な女かどうかが最大のポイントです。
従順であればどこの国でもOKですし、アホでも構いません。
むしろ従順な女を従え、仕事に専念出来る環境を作り、しっかり稼いで金にもの言わせる事のほうに情熱を注ぎたいですね、男ですから。



↑あれっ!?こんな事ばかり言ってるとケコーン出来ないぞ!って言う良い見本ですねよく見たら。
なんで私が30過ぎてもケコーン出来ないかよく判りました(T-T)


追伸
たぬ爺様

>パブにはギネスも無いのでしょう。キリンのチルドも無い。ばぶ酒も無い。そんな場所に行って、幼稚園の会話をしたって、面白い分けが無い。

大爆笑を頂きました、 ありがとうm(_ _)mございました

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - ビアンキ

2007/05/24(Thu) 03:23

たぬ爺さん

情けないですか・・

では、たまには業界人として擁護させていただきます。

>良い板前のいる料理屋よりも、氏素性も分からない女がいるパブの方が料金体系が高いというのが、異常だと思います。

料金体系という点でなら
比較対象そのものがおかしいと感じるのは私だけでしょうか?料理屋なら料理屋、飲み屋なら飲み屋という比較ならまだ理解できるのですが・・


また何をもって高いか安いかは、価値観の違いですしね・・女の子の座る飲み屋という枠でなら安いと思います。

ちなみに私の店には地元で有名な料亭の板前さん達が来ますが、そういう事を仰られた事はありません。

>パブにはギネスも無いのでしょう。キリンのチルドも無い。ばぶ酒も無い。そんな場所に行って、幼稚園の会話をしたって、面白い分けが無い。

例えばギネスがなぜ日本で作られないか?
需要がないから・・
それと同じように同じ大衆酒場のパブでも
PPでは、ギネスなどほとんど需要がないから置いてないだけなのです。

当然のことですが、普通PPに来る客というものは
酒自体を求めているわけじゃないんですよね。
色んな酒が呑みたいのならそういう場に行けば良いだけです・・

幼稚園云々についても価値観の違いとしか言いようがありません。例えば高度な日本語での会話ができないのが嫌なら外パブに来るべきではないところですし・・
ぶっちゃけ、外パブに対してそんなこといわれても言いがかりに感じてしまいます。

個人の主観に対してマジレスして申し訳ないのですが
求めているものや方向性が違うものと比較されるのは
どうも気になったもので・・

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - 委員長 Home

2007/05/24(Thu) 09:08

おはようございます。
またまた、たくさんのご意見をいただきありがたいです。

で、少し書かせていただくと、一応わたしのスレッドのほとんどはピンポイントの人に向けてのものとなっております。

でで、そのピンポイントとは誰かといいますと、基本的には現在フィリピン人と付き合って結婚をしようかなと考えている人達です。

そういった方はなかなかこちらに書き込むのには勇気がいるでしょうから、わたしの書いていることは結果的にロムしている人に対してと言うことになります。

ですので、ピンポイントへ向けていますので、話も必然的に狭く具体的になってきます。

このスレッドを読み返していただけるとわかると思いますが、わたしはPPという場所を否定は全くしていません。

ただ、その中で行われているある事・・・

これは接客は違法だからダメとか言ってるわけではないですよ・・・これもけっこう誤解されているようですが、いいチャンスなので書きますが、わたしはある程度の接客はあっても良いと思っています。

例えば、わたしの職業は美容師ですが、美容師法施行規則では資格の無いものはお客さんに触れてはいけない事になっています。しかし、美容学校卒業時には免許は取れていませんので法に従えば美容学校を卒業してから免許を取れるまではお客さんにはたとえシャンプーでもマッサージでも触れてはいけない事になっているわけです。

でも、これを守っているお店は一軒も無いでしょうね。

お店に入り、仕事を覚え、カット等の仕事が一人前にできるころまでには資格も取れていればOKということで、昔カリスマ美容師で資格が無いのに(まだ国家試験に受かっていなく)すべての施術をやってしまっていた人が話題になりましたが、さすがにあそこまでになると問題にされるでしょうね。

そして、これはそのまま興行ビザの話にも当てはまるわけです。

「ここまで」っていう節度を作れなかったために、あそこまで厳しくやられたわけで、そういったことを自覚した上でそれなりに営業していれば、また違った結果になっていたはずです。


話を戻します・・・

ただ、その中で行われているある事・・・

あれはタレントも生き残っていくための知恵で、そういった観点もあるわけだから、あれをそのままに受け取ってはいけないんじゃないですか・・・みたいなことを一応それとなく喚起しているわけです。


あの箱が良いとか悪いとかそういったことを言うつもりはありませんし、そんな事は考えたことも無いです。


ということで、わたしのスレッドで書いている事はそういったことであることが多いという事をちょっと書かせていただきました。

で、それは一応わたしは委員長ですので、そうにしていますが、ここに書いていただいている人は別にそんな枠を作る必要もありませんので、思ったことを自由に書いていただければ幸いと思っております。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - gocoo Home

2007/05/24(Thu) 10:06

久しぶりに少々横レスさせて頂きますね。

>わたしはある程度の接客はあっても良いと思っています。

「程度」の観念が各々違う以上、これには無理がありますよ。
入管行政の地域格差や裁量権の差異など、業界内でも軋轢や議論のあるところは、
まさにこの部分ですよね?
治安当局が「接客」=「人身売買」と決めてかかっている以上、
法を変えるだけの力の結集がなかったことがすべてだと思います。
もっとも、単純労働が認められたところで、ホステッシングがその単純労働として認められるか否かは別な議論でしょうけど。

>美容師法施行規則では資格の無いものは・・・

仰る意味は判りますが、ビアンキさんのレスにある「比較対象そのものがおかしい」と似た比喩になるんじゃないでしょうか。
悪法であろうがなんであろうが法は法。
治安国家であるならば、間違った法、悪法ならば手続きを踏んだ上で法改正すべき問題です。
私見ではありますが、これまでの日本はこの法に対しても、委員長御指摘の「幅」はおしなべてかなりあると思います。
例の立てこもり銃撃戦の犯人の扱いを見ても明らかです。

まさしくピンポイントの横レスで恐縮ですが、他の意見・議論、なるほどと思いつつROMさせて頂いております。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - コヤコヤ

2007/05/24(Thu) 10:11

みなさま おはようございます

昨日にレスしたのですが失敗したようです。(^_^;)

私の場合は独身でしたがPPは、日常巡り逢う事のない女性との一時であり、そこで酒を飲み通常あり得ない展開の疑似恋愛やバカ騒ぎが楽しくて通ってましたね。でも店の中で繰り広げられる恋愛、嫉妬、身の上話などは、金絡み(商売)なのは承知の事でした。

しかしながら、やっぱり男ですから下心を出して謎の多き非日常の彼女達とプライベートで交際したくなり口説くのですが、これがまた店に誘われちゃうんですよね。(笑)

結局は、そういう刺激が好きなのですが、中には自分を崩す程に真剣に深みにハマる方々も居るようですね。

幼稚園の話ですが、銀座の高級クラブが大学ならPPは小学校か幼稚園なのではないのでしょうか?だいたい対象としてる客だって幼稚園好きディバ?

何故、今の嫁に惚れたのか?はっきり分かりませんが、その時に決まった女が居なかった事とプレゼント攻撃(特別扱い)がトリガーだと思います。その後、結婚まで3年半かかりましたが、やはりその中での彼女の女性としての魅力と人間性にだと思います。

飲み屋の女でも仕事を除けば、ただの女であり、フィリピーナでもフィリピンを除けば、ただの女です。アコの場合は、そんな感じだと思います。


業界の話題が出たので・・・
良いか悪いかの選択なら、私はPPは悪いと思います。

業界の方に素朴な質問です。

・例えばファーストタイマーのタレントの給与がどの様な流れで月に500jとかの小さなお金になってるの?
・背景に暴力団など絡んでるの?
・何でパスポートを没収するの?
・FBなんてあたりまえの世界でしたよね?
・あこタコ部屋みたいな監視状態は何で?(自由時間まで制限してる店もありますね)

早い話が、モンキービジネスしてたのと違いますか(今も形を変えて)?

と素人の私は、考えました。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - たぬ爺

2007/05/24(Thu) 10:17

委員長さん、皆さん、お早うございます。朝のご挨拶を申し上げます。
私が昨夜記した疑問は、換言すれば、こういうことです。
良い料理と旨い酒、これには、応分のお金を払う価値がある。然し、接客(酌婦)に対して金を払う価値は無い。そういうことです。
これは、別に、PPのことだけを言っているのでは無いのです。
女しか提供できない店というのは、何処の国に行っても、料金は安いですね。亦、そういうところで飲んだとは、口が裂けても、家族には話せません。恥ずかしいですから。これは、このボードで共通項となっているフィリピン社会でも同様です。
何も工夫が出来ないので、売り物といったら女しかない。それでは、料金は高く出来ない。これが国際社会の自然ルールのようです(笑)。
然し、日本では、料理で競えない店(表現が稚拙ですが、スナックとか、パブとか・・・)には、必ず女がいて、女(酌婦)が接客するだけで、相当な料金が課される。PPもそうした日本飲み屋社会の延長に誕生したものなのでしょう。
日本贔屓の私ですが、この辺りは納得が行かないので記したのでした。
例えば、マニラでも、本来家族連れで泊まる一流ホテルに、ピックアップした女と宿泊する日本人が大勢います。これなども、酒を飲むのに酌婦を常に必要とする日本人だからやることなのかなと思ったのでした。
こうした私の感覚からだと、恋愛空間としてのPPなど想像も付かないのです。どうも、このあたりに、日本社会の謎が潜んでいるのかもしれません。
合掌。

追記
「幼稚園の会話」というのは、こうした酌婦がいる店全てを想定して語ったことです。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - 委員長 Home

2007/05/24(Thu) 10:35

gocooさん、おはようございます。

ご指摘の
>>>「わたしはある程度の接客はあっても良いと思っています。」

>>「程度」の観念が各々違う以上、これには無理がありますよ。

ですが、時間軸を抜いて書いていました。

言いたい事は“あまりにも業界が羽目をはずした”その結果“結果興行ビザでの入国外人の6〜7割がフィリピン人となってしまった”そして“罰が下った”という事で、違法行為という事で接客(資格外活動)を咎められたわけで、実は本来問題なのは接客ではないはずなのに(もちろん資格外活動で違法ですよ)、そこにばかり注目されて、もっと大きな問題があった部分には話が及ばないで終わってしまった(コヤコヤさんが指摘しているような事を含めて)。

だから「本当は接客が問題じゃないんだよね」というわたしの考えでの書き込みで、その時点に遡っての話で、今現在「接客はいいんじゃないの」っていう事ではないのですが、ちょっと端折ってしまってわかりづらくなってしまいましたね。

>>私見ではありますが、これまでの日本はこの法に対しても、委員長御指摘の「幅」はおしなべてかなりあると思います。

ということだとわたしも思います。
その幅を何とか維持してもらっていく努力を業界はしなかったということでしょうね。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - ビアンキ Home

2007/05/24(Thu) 11:33

>女しか提供できない店というのは、何処の国に行っても、料金は安いですね。

>何も工夫が出来ないので、売り物といったら女しかない。それでは、料金は高く出来ない。これが国際社会の自然ルールのようです(笑)。

以前、自分のブログにも書いたのですが

外国人には、女性と数時間会話してショーを見て ハイ!数万円というシステムは考えられないでしょうね。
見せていくら、触っていくら、ヤッていくらという単純な思考回路しかない連中には日本の伝統の接客業は理解できないでしょう・・

またチップなどの制度も海外と日本は違いますしね。

あとの払う払えないはもう価値観の違いですので・・

以下の質問は簡単にお答えします。

>例えばファーストタイマーのタレントの給与がどの様な流れで月に500jとかの小さなお金になってるの?

これは基本的に我々が決めるわけでないんですよね。
向こうの言い値です。交渉とかはしますけど。

>背景に暴力団など絡んでるの?
これは私に対してのみなら絡んでませんね。

>何でパスポートを没収するの?
一般的な理由は逃げた場合、これが身分証明になるわけですし・・
契約などに関してあるのとないのとでは大違いですので・・
後は紛失や間違って荷物と一緒に送る馬鹿者もいますので・・

>FBなんてあたりまえの世界でしたよね?

フライングブッキングですか?
他は知りませんがウチに関わっているところは
今現在でも非常識ですね。

ま、我々の協会の元会長すらしていたくらいですから
業界では当たり前なのかもしれません 苦笑

・あこタコ部屋みたいな監視状態は何で?(自由時間まで制限してる店もありますね)

ま、これこそ幼稚園云々という事ですよ。
自制心といったものが皆無ですから・・
時間を守らない、エスケープする、逃亡防止です。
特に逃亡は周囲への影響が大きすぎるので。
監視といっても日本での普通の寮生活とかと一緒ですよ。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - 委員長 Home

2007/05/24(Thu) 11:47

かなり話が込み入ってきて、論点が多岐にわたってきてしまいましたので、この辺でこのスレッドは閉めましょうか・・・

ただ、ここでいくつか語られた事、またそれぞれを分けて別にスレッドを立てようと思っています。

そういうことで、次のスレッドを立てますね・・・m(__)m

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - コヤコヤ

2007/05/24(Thu) 12:05

委員長、有難う御座います。
さらなる詳細は、控えますが、でも一言だけ・・・・

ビアンキさん、そういう他人事が、この業界を苦しめたのだと思いますよ。
うちは苦しんでないなんて言うのかもしれませんが・・・

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - たぬ爺

2007/05/24(Thu) 12:13

と言うか、安全保障上の観点からも、見知らぬ店で、見知らぬ女を傍に置いて酒を飲むことなどしないでしょう。
合掌。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - ビアンキ Home

2007/05/24(Thu) 12:19

簡単に答えるといったのに・・
まぁ、そういわれるなら私のブログを見てそこで言ってください。そこでならもっと詳しくお答えします。
ここはスレ違いですので・・

なんか俺がいかにも尖兵となったかのように言われたんじゃコチラとしても困る。
業界内で自己規制をかけてFBしなかったのが我々なだけで上申しても協会会長自体がFBしていたんですから・・
だからダメだこりゃつぶれてもしゃーないとは思ってましたし、自浄作用がないんだから今の業界の結果も当然だと思ってますよ。

たぬ爺さん

だからそれなら好きにすれば良いですから・・
もう暴論過ぎますよ。
そういわれるなら、安全保障上の観点からも、見知らぬ店で、どこの誰が作ったかもわからない料理を食べるなど・・なんていう事も言わないとおかしい。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - 委員長 Home

2007/05/24(Thu) 12:35

コヤコヤさん、わたしが知っている限りではビアンキさんのPP経営の考え方は、それなりに理解ができます。

こう言ってはなんですが、他のこういう自体に自らをどんどん追い込んでいった方から比べれば、それはもう全く違うと言ってもいいかもしれません。

ですが、かなり少数派である事は間違いないでしょう。

ビアンキさんのブログを読むと、そこの苦悩が分かります。

ただし、やはりビアンキさんもそうは言ってもその業界の人間ですので、やはり矛盾はあります。

その部分は多分本人もわかっていて、だから余計に悩みが深くなってしまうのかなと・・・思うわけです。



たぬ爺さん、これはちょっとですね。

わたしは隣に女子を侍るお店には元々興味が無いので、自ら行く事はありませんが、それはこういった理由ではなく、あくまでもそれがわたしの趣味・嗜好ではないからです。



ビアンキさん、>>「なんか俺がいかにも尖兵となったかのように言われたんじゃコチラとしても困る。」という事ですが、確かにそうですが、時として主張をする人間は大きく勘違いされるときもあります。

わたしなどはそんな事ばかりですが、そこで腹を立てていてもつまりませんので、寛容にする様に心がけています。

 
Re: 箱の中での“嗚呼勘違い”・・・ - たぬ爺

2007/05/24(Thu) 12:59

ビアンキさん、そうなのです。実は、その通りなのです。
今の時代、祝い事などあると、すぐ外食をしますが、本来、厨房がある家では、外で食べることはなかった。惣菜を買ったり外食をするのは、家に竈が無い人々がしていました。それが起源ですね。
フィリピンなど、昔の様相を残した社会を見ていると、実感いたします。何処のレストランが美味しいという話よりも、何処何処の家の料理人が凄いという話になります。そして、引き抜こうかしらなんて話まで出てきます。お客さんが来た時は、料理の味を少し落とせと指図することもあります。
このスレッドでは、多少のぶつかりがあったようです。然し、お互いの差異も理解出来たように思います。
お気遣い、記して感謝いたします。
合掌。


委員長さん、スレッドが満タンなので、こちらに記させていただきます。
これが私なので・・・(苦笑)。
飲み食いにも様々なパターンがあります。箱の中で八方ふさがりになっている時など、時には外も見て貰おうと思い記しました。ご理解くださいますように。
勿論、十人十色、一色にならないのが一番です。
合掌。



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