さて、エピソードも“Tから]T”まで綴ってまいりましたが
まぁ、どれも“考えすぎ”の“取り越し苦労”的な感もありますね・・・


ということで、エピソードの最後として、わたしが実際に見聞きした
あるピナアサワの実例をここにご紹介しましょう。

仮にこのピナアサワの事を“M”と呼ばさせていただきます・・・

さて、“M”はわたしの女房とおなじプロモーションに所属し
最初の来日も二度目の来日も(わたしの女房は来日二度でわたしと結婚しました)
女房と同じお店に、時期もほぼ同時期に在籍しておりました。

“M”は、最初の来日時から枕営業などもいともせずに
次々と指名を増やしておったようです。

二度目の来日時にわたしもたびたび目撃しましたが、客へのアタックのすさまじさは
さすがに他のタレントたちも、たじろぐほどでした。


そして、この二度目の店での指名客であった日本人と結婚をしました。
(結婚までに、もう一度の来日期間がありますが)

わたしの女房は“M”が日本人と結婚したという情報を他のフィリピン人から聞いて
わたしにこう言いました・・・

「おかしいな…“M”はフィリピンに旦那さんがいる」


ある日、近くのフィリピンレストランへ行くと、この“M”と結婚相手の日本人が
一緒に食事をしていました。

日本人には「○○さん…ようやく結婚できました」と紹介されました。

この日本人とは女房がお店にいたときに、何度か話をしたことがありました。

しかし、この時あきらかに“M”は動揺をしました・・・

わたしと女房が結婚していた事を、どうも知らなかったようです。


このあと1年ほどは、まったく会う事がなかったのですが
ある日女房の勤める工場に、偶然にも“M”も働きに来る事になりました。

元々知っているということもあって、この後しばらくの間
この夫婦と時間を共にする事が増えるようになりました。

ですが、“M”の旦那と私ども夫婦が“M”を抜きに会う機会は
一度もありませんでした。


しばらくすると、“M”が夜はスナックでバイトをしている事もわかりました。

女房の報告によると、“M”の携帯には多数の旦那以外の日本人男性からの
メールが着信されているとの事でした。

“M”は、女房に「100万くれれば、どんな男でも恋人になってやる」と言っていました。


フィリピンへの送金も、自分が昼夜働いたお金のほとんどを仕送りし
それでもまだ足りないようで、女房などの周りのフィリピン人から
お金を借りる事も多々ありました。

しかし、“M”はいつも
「うちの兄弟はみんな独立していて、会社などをやっていて、お金には困っていない」
と話しているのですが・・・

“M”の旦那の妹を知っているピナアサワは、彼女(妹)から
「この前は“M”の妹が結婚するって言うんで兄が100万円送金したけれど
フィリピンで結婚するのってこんなにお金がかかるの」
と尋ねられたそうです。

極めつけは、結婚後旦那はたった一度も渡比していないということです。

ですが、女房には「わたしはいつもハニーと一緒にフィリピンに帰っている」
と嘘をついています。

ちなみに、旦那は未だに奥さんの事をお店にいたころの源氏名で呼ばされています・・・

「○○さんのところは良いですね・・・うちは名前で呼ぶと嫌がるんですよ」
ってな事を漏らしておりました。


ということで、女房は“M”の事を良く知るフィリピン在住の昔のタレント仲間の“C”
「“M”のフィリピンの旦那はどうなっているの?」
と電話で尋ねてみると、“C”は
「“M”はアコに『もう少しすれば、旦那も日本へ呼べることが出来る』って言っていた」
と答えました。

この元タレント“C”は、結婚の手続き中にこの日本人が渡比している最中
常にふたりと一緒に行動をしていたとの事です。


一緒にいると、トラブルに巻き込まれることが多かったので
“M”夫婦とは昨年(06年)に、もう付き合いはやめにしました。


そうそう、“M”は国際免許で車を運転していますが、1年以上帰省していないにもかかわらず
何故か運転は続けていましたね。

旦那もいけない事はわかっているようでしたが、やめさせられないようでしたね・・・


で、この旦那ですが、これが中々ハンサムでして、決して“日本人には相手にされないタイプ”
ではないんですけどね。

この旦那の食生活は、朝食は食べずに、昼は仕事の出先で食べ、夕飯も無く
“M”が夜のバイトに行っている間にカップラーメンを啜っているようでした。

でも、“M”は旦那の事を“ハニー♪”と呼んでいまして、“ハニーだけを愛している”
といったような事も、ふたりでいるときにはアピールしていますが・・・


ある日、“M”が仕事を早退(しかも始業後すぐ)した時にも、うちの女房に
「今日アコが早退する事は絶対に旦那には秘密にしておいて」
と釘を刺していました。


確か、そろそろ永住権を申請できる時期が近づいているような気がしますが
はたして、そのが先どうになります事やら・・・・・・


 


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